UgandaBaseball2nd’s diary

〜UGANDA baseball〜赤土の青春

咲かない花はない

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こんばんは🇺🇬

8月下旬の全国ウガンダ野球大会に向けて日々練習中の私たちです。

そんな中、今日は嬉しすぎる出来事があったのでブログを更新します!!!

今日普段通りに放課後練習に行きました。

全体ウォームアップが始まる前、ある光景を目撃します。

それは!

なんと!

キャプテンが1人で黙々とグローブを綺麗に一列に並べているではありませんか!

さらに!

並べ終えたあと、部員全員を集め「なんで綺麗に並べないといけないか」「道具を大事に扱え」と他の部員に力説しているではありませんか。

そこでキャプテンを呼び、なんでそのような行動をとったのか聞きました。

すると彼はこう言いました。

「先生がいつも影で僕たちのグラブを並べているのを見ていた。先生がやるなら間違いない、並べる事はなにか大切な事だろうと思った」

前川Tessei26歳

グラウンドで泣きかけました。

「グラブを並べろ」

と口うるさく言うのも指導法の1つですが

【やらされて並べても意味がない】というのが私の持論なので、こっそりいつも私が並べていました。

『やれ』じゃなくて『やる』

そんな姿を誰かが必ず見てくれているのだなと。

咲かない花はないんだなと。

活動の9割は辛いけど

だからこそこういう出来事に対する感動や嬉しさは無限大に膨らむ。

本当に彼らと共に貴重な時間を過ごさせてもらっているなと。

残り半年で

プラスの刺激を彼らに与えまくって日本に帰りたいなと思います😊

adiós!

【文責:Maegawa Tessei】

ARUA cup

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Greetings, Arua Regional Tournament. This was a day long tournament that saw 10 schools participate 5 a piece for both baseball and softball at Mvara secondary school, Arua. f:id:UgandaBaseball2nd:20170627022236j:plain It was a very successful event that rounded up week's extension and expansion activities by UBASA coaches. Coaches Development program for games teachers was held to help teachers teach baseball, and various training clinics were also held during the course of the week. Coaches Development program was ran in the morning and the training clinics in afternoon. Muni Girls secondary school won the softball championship that after a 3 - 1 victory over hosts Mvara Secondary school. Arua public secondary school saw off Arua secondary school with 2 - 0 win to lift the championship for the first time in history. The Nile hammers baseball and softball club based in Arua played a big reason role in making this event a success with the guidance and support from the various patterns. Schools lacked equipment that saw me borrow 18 gloves from the club plus the 18 UBASA sent for maintenance, and those helped us run the 4 active diamonds on that day. Challenges. Inadequate equipment to help schools keep and recruit many players. Inadequate funding to finance and facilitate these coaches for such a long time that saw them leave before schedule. Inadequate man power to attend to such big numbers and expectation. f:id:UgandaBaseball2nd:20170627022210j:plain Equipment. This is still a very big challenge that each school receive 2 gloves, 5 balls, catchers hear, bat and 1 helmet. We trained with hands as I helped supplement with paper gloves that I learnt making from Mr Ono Kenta, later this week I supplemented with only 4 paper gloves per school. Nile hammers the Arua baseball club, lost 2 gloves of the 18 we borrowed to run the tournament in the gloves we gave to schools. Appreciations. Arua district local government for the support provided to us in the expansion of baseball and softball. UBASA for support and assistance provided when needed, thanks. Mvara secondary school for hospitality showed and given to us during the week they hosted the above events. Ruth Hoffman through pearl of Africa series for her support, she has bought us the trophies when I asked. KK Travellers for the support their continuous support towards Nile hammers baseball and softball club. Mr Shid Harper a volunteer for his support and refreshments for the day. To all coaches who sacrificed their time and resources to make this happen, thanks everyone. We r welcoming writer from Ugandan baseball player(coach). Thanks! Tessei.

What is your dream?

こんにちは!

ご無沙汰しております。一ヶ月ぶりの更新になります。

ウガンダでは新学期が今日から始まりました。

学期始まりは、寮用のマットレスやホグワーツ感満載のカバンを抱えた生徒たちで賑わいます。

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ハリーポッターファンの私は映画のような世界観を味わえるこの時期が好きであります。

さて!

学期始めということで野球部員を集めミーティングを行いました。

ミーティングではワークシートを利用して

1.将来の夢【長期目標】

2.今学期が終わるまでにどうなりたいか【短中期目標】

3.希望ポジション

についてそれぞれが考えました。

自分の考えや思いを書き出すことで頭の中を整理すること、また目標を設定することでモチベーションの維持につながることを期待しています。

今日は

その中で個人的に面白いな!個性的で良いな!こんな視点があるのか!と一種の感動を覚えた彼らのベストアンサーを紹介したいと思います。

まずこちら。将来の夢について。

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プロ野球選手になりたい。

野球を始めた選手が一度は抱くであろう夢ですね。

その下注目。

【野球のコーチになること】

彼は野球を始めて8ヶ月の時点で、選手として大成することだけでなくコーチとして新たな野球選手を育成したいと言っています。なんでコーチになりたいのか?と聞くと「こんな面白いスポーツを知らないウガンダの子供がたくさんいる。そんな子供たちに野球の楽しさを伝えたいんだ」と答えました。

若干14歳のまだまだ自分が野球選手としてこれからという時に次世代の子供たちの事まで考えている彼。座布団10枚あげたいです。

そしてお次も将来の夢に関して。

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【世界一の野球選手になる】

素晴らしいですね。この女子選手は現在2年生。1年生の頃の体育授業を私が担当していた時から非常に懐いていた生徒でいつも会う度にカピカピのトウモロコシを一粒くれます。

野球部創設当初のメンバーではなく、放課後の暇つぶしに練習を見に来ていたある日突然「わたしも野球がやりたい」と真っ直ぐな瞳

で訴えてきた女の子です。

その夢、応援します。

次に今学期の目標についてです。

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めっちゃ書きますやん。

これも女子選手で、4月の試合を見た野球協会のメンバーが口を揃えて将来が楽しみだといってくれた選手です。野球のルールだけでなく、野球部のルール〔道具を投げない蹴らない等〕を知り守りたいという点に座布団3枚でした。

そして3つ目の項目、希望ポジションについて。

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【1塁ベースコーチになりたい】

これは驚きました。日本ではなかなか自分から自発的に喜んでベースコーチに行きたいという声は中学生年代の球児から聞く事はありませんでした。しかしこの選手は、ベースコーチは大切な役目だという言葉をしっかり理解しチームのために貢献できるなら進んでやりたいと言っていました。座布団5枚ですね。

最後に。

プラスアルファで嬉しかったことがあります。私は常々、野球が上手くなることはもちろん素晴らしい事だが「ありがとう」が言えることはもっと大切だという話をしています。

日本でもウガンダでもそうですが

人から何かしてもらったとき、お世話になったとき、助けてもらったとき等、「ありがとう」の一言で一気にその場があったかくなる

気が私はします。

たとえば

ニュージーランドに滞在していた時、大好きな文化に出逢えました。

それは、バスに乗っている乗客全ての人が降り際に必ず「Thank you」と運転手に言ってから下車する文化です。

就学前のちっちゃい子供からご老人、街のギャングスターまで全ての人がです。

Thank you と言われた運転手はどこかホッコリするようないい表情をします。

上記のような「ありがとうの輪」が野球部から学校全体に広がって、それがkapchorwa県、そしてウガンダに、アフリカに、世界に…

広がっていけばこの世界はもっとあたたかくなるのでは。

そんなことを思ったミーティングになりました。[文責:Maegawa Tessei]

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交流戦、地区大会を通じて。

 

こんにちは!

 

キシキカレッジ野球部監督、小野です!

 

先週末の出来事になってしまいますが、

セベイカレッジとの交流戦と、ナムトゥンバ県大会を、キシキカレッジのフィールドで行いました!

 

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セベイカレッジとは約3ヶ月半ぶりの試合。

前回のようにガチガチに緊張....などはなく、自分たちのプレーができたのではないかと思います。

 

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写真は我らが先発、ワンビ投手。

2試合とも出場し、トータル7回135球。しっかりと投げてくれました!

 

県大会、という名目のキシキカレッジ対デスティニーセカンダリースクール。

一発勝負の決勝戦。

 

とはいえ、デスティニーは2月下旬に野球を始め、週1ペースでの練習のみ。

もちろん、試合は今回が初めてという状況。結果としては、キシキカレッジのコールド勝ちとなってしまいましたが、両校が野球を続けて行く足がかりにはなったのではないかと思います。

 

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さて、選手達の目標は野球を通じた成長や、試合に向けたチーム力・個々人の能力の向上などがあるかと思います。

では監督の目標は

選手達の指導・育成はもちろんですが、学校や外部の人々とつながり、野球部を運営していくことも重要になります。

 

ウガンダでは野球はマイナースポーツ。

ましてやキシキカレッジでは知名度ゼロからのスタートでした。

 

自分たちが生徒と楽しみ、試合をコーディネートして、楽しかったね、頑張ったね。で終わるのもアリかもしれません。

 

が、

 

今回の生徒達の頑張り、そして自主的に練習をするようになった選手を見て、

「今後も野球を続けていってほしい」

という思いは一層強くなりました。

 

もちろんナムトゥンバに地区チームなんてありませんし、

隣県にもない。それほどに知名度は低い。

 

でも、近くの学校と試合までこぎつけました。

やる気のある選手達もいます。

 

あとは、それを支えてくれる地域、ともすれば学校のお力添えが欲しい。

 

まだまだキシキカレッジの先生を野球に引き込めてはいない。

「小野が指導しているから、野球部は機能している」

「放課後の時間をスポーツに使うなんてもったいない」

「生徒に威張れないのに(先生の面子が保てないのに)なぜやるのか」

 

多感な子供達とは違い、凝り固まった大人達を動かすのは難しい。

でも、少しずつでも、多少強引にでも、引き込みたい。

野球部を学校の一つの活動として成立させたい。

 

 

野球に熱心に打ち込む選手がいて、

技術も知識も足りない自分を助けてくれるヘッドコーチもいます。

 

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監督として、もしくはマネージャーに近いのかもしれないが、

この野球部を指導し、継続して行く環境を作り上げる。

 

ナショナルの大会に向け、新たに出発したキシキカレッジ野球部

 

この間の試合は

選手だけでなく、監督である自分自身も気持ちを新たに挑戦していくための再出発点となったと思います。

 

セベイカレッジの選手達、前川監督、

ウガンダ野球連盟のコーチ陣

そして久住ヘッドコーチ、ありがとうございました!

 

キシキカレッジ、デスティニーの選手達、とりあえずお疲れ様!

 

そしてまた、選手と共に頑張っていきます!

 

KBC監督 小野

試合結果

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昨日、ナムトゥンバ県にて開催されたウガンダ東部地区大会に行って参りました!!




試合会場までは車で約3時間。試合開始が10時なので9時到着を目指し、5時45分集合6時出発を前日ミーティングで約束。


そして迎えた当日6時‥
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誰もいない(笑)
This is Uganda.

気を取り直し直して寮内を駆け回りなんとか遠征メンバーを14人揃える。

既に
6時40分‥

急いで出発。今回のお供はご存知ハイエースを改良したSchoolミニバス
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出発前の選手達
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素敵な表情(^o^)



40分遅れて無事(?)出発!ナムトゥンバ県へ。




はじめての遠征にソワソワして1時間は元気たっぷり話が尽きなかった彼らもそれ以降はちょっとお疲れスリープモード(=_=)
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爆睡しているのは何故かシレッとバスに乗り込んだアスカリ(警備員)さん(笑)
This is Uganda.


そんなこんなで9時30分キシキカレッジ到着‼



早速、ウォーミングアップ開始。
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輪になって踊ろ〜皆で〜みたいな
キャプテン中心に全体アップをします。


10時になり
ウガンダ野球協会、キシキカレッジオノ監督によるオープニングセレモニー
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真ん中に見えますのは、兵庫ブルーサンダーズでプレーしていたワフラポール選手。



そしてプレイボール!!

先発はもちろんこの男
キャプテンShalom Flank.
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初めてのマウンドに困惑しながらもよく投げてくれました!!

試合は見るものをドキドキさせるシーソーゲーム。

初回一気に5点を失い絶望感に打ちひしがれるセベイナイン

しかし2回に逆転し勢いづくセベイナイン


去年の第一戦の真逆の展開に
野球って面白いなと改めて気づきます。



ウガンダ人審判がその都度やや難しいルールを説明しながらゲームを進めて行く展開で、非常に生徒にとっては勉強になる機会でした。
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そして気になる試合結果は‥
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ご覧の通り。



負けはしましたが、両チーム内野でアウトがたくさんとれたこと。実戦感覚、細かなルールを学習できたこと等、貴重な経験値を積むことが出来たと思います。



炎天下の中、よく頑張りました!
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試合後は合同練習へと移行。

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課題である走塁を学びました。



キシキカレッジ、セベイカレッジ、デスティニー三校の生徒が交流する、良い機会になりました。





異なる学校の生徒たちが「野球」というスポーツを通して交流し、人間的に成長する。


また、試合を通して相手への敬意や審判への尊敬、礼儀を学ぶ。スポーツの持つ、計り知れない教育的価値を肌で感じた日になりました。




オノ監督、久住コーチ
そしてウガンダ野球協会
関係者、応援に来てくれた方々
本当にありがとうございました!



Dear UGBASA members,

We really thank you guys for great supporting of baseball. It was really valuable and awesome day for us. Keep doing well!


【文責:Maegawa Tessei】
明日のヒーロー、本日誕生⚾
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ウガンダ東部地区大会に向けて

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ウガンダ二部野球応援団の皆様
ご無沙汰しております、ウガンダ二部野球リーグ広報部長の前川哲成です。






さて!


延期となっておりましたウガンダ東部地区大会がついに明日、キシキカレッジフィールドにて行われます。


2度のドタキャン(笑)と頑なに遠征許可を拒否する管理職との会議を経てついさきほど遠征許可を管理職から得られることができました。





管理職への営業は
大阪で2年半、某Y社で飛び込み営業をしていたときよりも辛い営業でしたが、その時の部長が言った「諦めなければ(顧客)リストの神様が微笑んでくれる」という言葉を胸に諦めずにトークしました。遠征の許可が降りた瞬間は新規顧客を獲得した時の、いやそれ以上の喜びで管理職の部屋でニヤついてしまいました。




親父(現室長)、ありがとうございます!





野球の試合の前に管理職との試合に勝たなければ試合に行くことすら許されない。本当に心身共に疲弊しきった2週間ではありましたが、支えてくれた人たち、子どもたちの頑張る姿に勇気づけられ何とかようやくスタートラインに立つことができました。


ありがとうございます!!!

そして、ご迷惑をおかけした皆様

本当に失礼いたしました。





先日、対戦相手のヘッドコーチが本トーナメントにおける注目選手を紹介してくれていたのでこちらも紹介をと思います。



〜明日の試合の注目選手〜

①Shalom Flank
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セベイカレッジ野球部主将。

彼との出逢いは、去年の体育の授業。バスケ、バレー、サッカー何をやらせてもクラスでトップクラス。フェアプレー、ルールを守ることを大事にしている私の体育授業の趣旨をいち早く理解し行動に移していた人格者。
野球部で問題が起こった時や、マナーの悪い態度(グローブを投げたり、ボールを蹴る、挨拶をしない等)をとった生徒を私が怒る時も、「監督、落ち着いて。怒っても解決しない。しっかり話せばあいつは分かるんだ」などと私を諭してくる、そんなキャプテン。
将来の夢は、日本のプロ野球でプレーすること。全力でサポートします!



②Okello
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セベイカレッジ二塁手

去年の伝統の一戦では、初めての試合にド緊張して全く動くことが出来なかったオケロ。その悔しさからか真面目に練習に取り組み、チーム1の捕球技術を身につけた。失敗してもいい、その失敗からどう立ち上がっていくか。それを見事に体現してくれた小さな巨人である。明日は普段通りの実力を出せることを祈っています。



③Kibet Albert
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セベイカレッジ捕手、副主将

優しくて相手の事を考えることができる。そう、あなたはキャッチャーです。大雨でも、他の選手がモチベーションが低い時でも「先生、野球がしたいです。」が口癖のアルバート。好きこそものの上手なれ。言葉の通り、日に日にキャッチング技術を上げました。課題の、パスボール。明日は何個でしょうか。(笑)




以上、セベイカレッジ注目選手でした!!


最近、女子選手が増え全メンバー25人中10人が女子のセベイカレッジ野球部。今後が楽しみです。




明日は伝統の一戦!!


勝つことももちろん、互いのチームにとって有意義な一日そして怪我なく終えられることを祈って‥


              (文責:前川哲成)


明日のヒーロー、本日誕生⚾

お詫び

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4月8日に予定されていました伝統の一戦は



学校の事情により4月22日に延期されました。




関係者の皆様、多大なるご迷惑をおかけしたことお詫び申し上げます。






セベイカレッジテグレス 前川哲成

Masaka Baseball Culb

初めまして。

青年海外協力隊 平成28年度1次隊 小学校教育 山本直輝です。私の任地はウガンダの首都カンパラから南西に120kmの位置にあるマサカ県です。カンパラは北半球に位置し、マサカ県は南半球なので首都にあがる度に赤道を越えています。そのマサカ県の中心から徒歩で45分の所にある田舎の小学校に算数と体育の質の向上のために配属されています。

今回は私がUganda Baseball 2nd'sに寄稿させて頂きます。

1.Masaka Basaball Culbの紹介

 ウガンダの野球は少しづつ発展しつつありますが、ウガンダの南部はまだまだ野球は知られていません。私の学校にグローブが届いた時も『それは何??』と同僚や子供達の質問攻めに遭いました。

 私の学校では5年生から7年生の子供に声をかけ、野球チームを作りました。今現在約40名のメンバーがいますが、グローブは全員分無いので練習中に貸し合いながら練習を行っています。小学校の運動場もとても狭く斜面になっているため、練習のために山の上にあるサッカーグラウンドまで移動します。

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部員の一部です。

2.設立の経緯

 ウガンダの小学校は日本と大きく異なる点があります。学校にて人間形成を行う授業がありません。私が赴任するまで体育もありませんでした。もちろん道徳も無いわけで、国から体育をするように言われてはいますが「算数・英語・社会・理科・宗教」だけです。小学校の位置付けは小学校卒業前に行われる小学校卒業試験に合格する為の機関であって、日本でいう予備校みたいな場所です。そんなウガンダの小学校なので、体育を行えば自分さえボールを触れば良い、ルールを犯しても勝てば良い、授業中でも何かこそこそ食べる、やりたく無いと勝手にどこかに行く、挨拶もまともに出来ない、物が無く貧しいと言うのに物を雑に扱うといった状況です。

 私が体育を通して、人間形成を行っています。今月でウガンダに来て10ヶ月になります。少しずつではありますが、子供達に変化が見られてきています。そこで、より学校の雰囲気や人間形成を全体的に行えないかと思い、派遣先の学校に野球チームを設立することにしました。私自身も小学校から大学まで野球部に属していたので野球を通して育った人間です。

3.野球チームの指導方針

Masaka Baseball Culbの指導方針は『人間形成』です。

1.English Only

  私の赴任先は田舎にあるため、教育を十分に受けていない人が多く母国語の英語ですら通じない場合があります。私は現地語を使って買い物等をするのですが、子供達は小学校の授業は英語、中学校も授業は英語で行われます。しかし、英語が苦手な子供も多くいるので授業が理解出来ないという問題が発生しています。そのことから野球の練習中は英語しか話さないように指導しています。野球を通して英語力も伸ばしたいと思います。

2.思いやり

 ウガンダの子供は友達の失敗を笑います。その結果、失敗することを嫌い、新しいことに取り組もうとしません。子供の時から、挑戦する心を持たずにいるのは自分の可能性を狭めていることになります。私は野球中に前向きな言葉をどんどん使い、子供達が積極的に取り組める環境を作りたいと思います。その中で、頑張る友達に前向きな言葉をかけ、相手を認める姿を目指したいと思います。

3.挨拶と礼儀

 ウガンダの子供達は友達に何かをしてもらったり、教師に何かをしてもらった時に感謝の気持ちを示さない時があります。そこに対して、おかしさを感じるのは私だけで誰も何も言いません。ウガンダの文化がそうであったとしても、感謝されて嫌な人はいないと思います。また、大人になった時に先進国の人間と働くとなったら間違いなく必要な事です。また、挨拶を指導する事も無いので、挨拶をしない子供も多くいます。コミュニケーションを図ることが野球の技術向上に繋がることや挨拶には感謝の気持ちも含まれていることなども教えていきたいと思います。

4.活動の様子

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野球を通して感謝の気持ちを育てます。

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 休み時間も練習をしている子供がいます。

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教えた事を忠実に頑張る子供。 

 

5.今後の目標

 野球メンバーが中心となって、学校全体に良い影響を与えたいと考えています。話をしっかりと聞く姿や挨拶を元気に行う姿、野球だけで無く勉強も中心となって行うようになっていけば、学校の雰囲気も変わってくると思います。今後、他校と試合をすることになっても野球に対する真摯な姿勢だけは負けないように指導していきます。

Kisiki College Baseball Club 注目選手紹介!

Kisiki college Baseball Club (KBC) ヘッドコーチによる、

今週末のKisiki-Sebei対抗戦がちょっと楽しみになる注目選手!紹介~

 

 

ピッチャー、ワンビ

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Kisiki college先発1枚目。

どれだけ緊張感のあるゲームになるかは、このピッチャーがどれだけ試合を作れるかに懸っている。

 

ひょろっとした細い体で「打てなさそうだし、守れなさそう」。

だけどボールを投げる時だけは、体がしなって、ぴゅっといく。

「ピッチャーなら、いや、ピッチャー “しか” ないだろう」と、

これまたひょろっとしたヘッドコーチが好感(共感?笑)を持ち、ピッチャーに抜擢。

 

前学期の対抗戦では、初回に3点を失い心折られ、2回表のマウンドから失踪(笑)

(監督・コーチに肩を引っ張り上げられて、マウンドへ)

しかしそこからは、粘りのピッチングで、以降3回を1失点。

立ち上がりの大変さと立ち直りの大切さを学ぶ。

 

今学期に入り、ピッチングのタメ、体重移動、腕を強く振り抜くことを少しずつ身に付け、

低めに強く投げれるように成長。

そしてマウンドはおれのものだ、というプライドを匂わせ始めた。

この一戦で、一皮剥けて、チームの「エース」と呼ばれるにふさわしいピッチャーとなれるか。

低めのストレートを中心とした、ゴロを打たせる投球に期待したい。

 

 

 

1番ショート、ブルカン

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Kisiki collegeの看板選手かつキャプテン。

走攻守、どれを取ってもチームで1番2番に食い込むセンスを持つ。

Kisiki college で一番違いのわかる男(ストライク・ボールの!)

 

前学期はじめは天性のシャイを、ふてぶてしさとして発揮。

斜に構えながらライトを守っていたが、野球の面白さを自分の中でつかみ始めると、ある時期を境にどんどんと意欲的に。

「センターをやらせてくれ」と自ら監督に直訴。それ以降、3番センターとしてチームの軸に成長。

 

今では、チームの誰よりも野球好き。(そのくらいの意欲で、勉強ももう少しだけ頑張れ!笑)

前の学期のふてぶてしさが幻であったかのように、シャイなりに満面の笑みで話しかけてきて、たまにこっちがちょっと心地がわるいくらい(笑)。

そのくらい野球にのめりこむ姿勢から、「野球の楽しさをもっと伝えたい」と一番思わせる選手で、

今学期から野球のプレーが絶えず動き続ける大事なポジション、ショートに抜擢。

 

守りも攻撃も、この選手を起点にチーム作りをしていると言って全く過言でない、チームの核。

高い出塁能力と状況判断のできる走塁、アベレージヒッターのセンスが垣間見えるセンター返しのバッティングに期待。

 

 

 

セカンドベースマン、ソロモン

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Kisiki college 内野の砦。

守備はチーム一。尻に火がつくと、結構誰よりも頑張れるタイプ。

 

前学期のSebei-Kisikiの対抗戦の選手選考に漏れた後、燃え、

そこから練習を頑張り、居残り練習も頑張り、plus1枠でメンバー入り。

対抗戦当日は、守備で途中出場。Kisiki college史上初のセカンドフォースアウトを完成させる。

 

もともと下手ではなかったが、尻に火がつかないと頑張れない性格で、

集中力のなさ、ボールを追いかける根気のなさがずっと課題だった。

しかし、今学期から少しずつ集中力と根気強さも身についてきて、

それと一緒に、前学期の居残りゴロ捕球特訓の成果も現れはじめ、守備力が格段に向上。

最近は、ゴロ捕球の時にポケットを作る感覚を自分でなんとなくつかみ始めてきているよう。

 

「セカンドはあいつ。」と、押しも押されもせぬ Kisiki Field's pocket。

背番号14(最後の一人)から、新たに、背番号4番と「内野の砦」としての期待感を背負う今回の対抗戦で、

どんな守りをみせるか。セカンドゴロのゆくえに注目したい。

 

 

 

ほかにもリリーフエース、期待のルーキートリオなど、それぞれ個性あり、ストーリーありのメンバーたちで臨む Kisiki-Sebei 対抗戦。

Kisiki College Baseball Club(KBC)の本拠地 Kisiki Fieldで行われる一戦での選手たちの躍動と成長に大いに期待したい。

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KBC ヘッドコーチ

久住 泰平

第二回Kisiki-Sebei交流戦に向け監督会議

みなさんはじめまして!

 

前川監督と同様、アフリカのウガンダという国で青年海外協力隊として活動しています、小野健太と申します!

 

活動任地は、ウガンダ東部の「ナムトゥンバ県」にある学校

Kisiki College, Namutumba(キシキカレッジナムトゥンバ)という中高等学校にて、理科の先生として活動しています。

 

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そして、課外活動として昨年9月から野球部を設立し、

野球の「や」の字も知られていない環境で運営を開始。

野球だけでなく、物事に取り組む際の意識の低さなどに苦しみながらも、少しずつ活動は軌道に乗って行きました。

 

同じ時期に前川隊員も野球部を開始したことから、

学期末にあたる昨年12月に、交流戦を行いました!

 

学校側の反応はもちろん、生徒達の野球に取り組む姿勢が大きく変わるきっかけになったと思います。

当然ですが、野球は2つのチームが戦う競技。

倒すべき目標、部活動の目標ができたことは大きかったです。

 

 

そして今年。

2月から新年度が始まり、両校共進入部員を迎えること早2ヶ月。

 

練習の成果を試すべく、第二回Kisiki-Sebei交流戦の企画が始動!!

 

日時は今週末土曜日にあたる4月8日。

試合に向け、先日前川監督と監督会議を実施してきました。

 

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ムバレ県にあるカフェにて会議。

 

お互いの部活動の様子や、選手の選出など、現状把握や意見交換なども行いました。

選手達の練習に取り組む姿勢や、部活動としての活動・運営など、日本とは異なる問題点等がドンドン出てきました。

 

本題は今度の交流戦について。

現状の選手達の知識や技術を踏まえ、今回の試合におけるルールなどを確認しました。

今回の特別ルールとして、

1、盗塁は無し。ただし、キャッチャーがパスボールをした際は、1つのみ進塁してもよい。(走塁中におけるタッチアウトは有)

2、フェンスなどが無いことから、フェアゾーンより遠くへバウンドした上で飛んで行った場合は、走者は2塁分の進塁権が得られる。

を設けました。

 

試合まであと5日、勝ち負けにしか拘らないのではなく、自分達の課題や目標などが見つかる、有意義な試合になることを願って。

両監督笑顔で握手!(^ω^)

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カフェの店員撮影。見事にブレてました。

 

 

桜便り🌸

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ウガンダで野球を始めるにあたって、まず直面するのが野球用具の問題です。



私の勤務先には赴任時、野球道具は一切ありませんでしたので国際協力機構(JICA)の「世界の笑顔のために」という支援プログラムを通して野球道具を支援していただきました!



上記のプログラムの支援者に山形の公立中学の生徒たちがいました。
彼らは校内で呼びかけ活動を行い、野球用品を届けてくれました。


そんな彼らがこの春卒業するということで卒業メッセージを野球部のメンバー皆で書いて日本に贈りました。



すると、先日素敵なお手紙と色紙がウガンダへ届きました😁

初めてみる色紙のクオリティの高さにウガンダの子どもたちは目を丸くして嬉しそうに眺めていました。


今回はほんとうにありがとうございました!


皆様の心の片隅にウガンダの子どもたちがいたら私もとても嬉しいです。




改めまして
山形市立第九中学校3年4組のみなさん、担任先生、卒業おめでとうございます🌸

4日目5日目フォローアップ研修

Mwene?(カプチョルワ語でHow r u?)



月曜日から始まったKapchorwa Baseball clinicも無事、本日終了致しました!!



改めて関係者の皆様、Keitabon.(カプチョルワ語でありがとう)


さて、4日目、5日目は今まで訪問した学校の中から3校をピックアップし、フォローアップ研修を開催しました!
フォローアップ研修開催にあたり、対象校は以下の3つの観点をベースにウガンダ人コーチと私で会議をして決めました。


①グラウンド、練習機会は見込めるか等の環境。
②生徒たちの反応。
③先生陣のPASSION(情熱)。


というのも、せっかく野球教室を行ってチーム編成をしたのに私達が帰ったあと活動がピタリと止んでしまうという状況を防ぐためです。



まず第一に、最低限の大きさのグラウンドがあるか。また、学校の体育の時間または放課後の時間を使って継続的に野球の練習を続けていけるのか。というのが重要になります。ウガンダの学校では体育授業が時間割に導入されたのにもかかわらず体育授業は一切なされていないという学校が多い(カプチョルワでは八割の学校が実施していなかった)ので今後改善出来るのか現場の教員たちと話し合いました。



第二に、生徒たちが野球に興味を示したかどうか。肝心の生徒なしでは活動は進められませんよね。いずれの学校も生徒たちは野球を楽しんでくれていた(そう願う)のでこれは全ての学校がクリア。


そして最後に先生のモチベーション。実はこれが活動の継続に1番大切な要素ではないか私達は考えています。実際、日本の部活動をみても顧問の先生がアツいと活動も活発です。野球教室の中での先生対象講義への参加人数、雰囲気を振り返りながら会議しました。



その結果…


火曜日に野球教室をした
①カプチョルワセカンダリースクール
水曜日に野球教室をした
②シピセカンダリースクール
③ガマトゥイガールズセカンダリースクール

の計3校を、対象に木金と2日間フォローアップすることに。




以下、活動写真です。

カプチョルワセカンダリースクール
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ガマトゥイガールズセカンダリースクール
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そんなこんなで、朝から学校巡回をしてその合間に自分の体育授業をこなし、そのあと部活動という怒涛の5日間が終わりました。
日本にいるなら美味しいもの食べて美味しい酒を飲みたいところですがここはウガンダ。※チコマンドを食べて寝ます。

※チャパティと豆≒35円


2コーチにはお疲れのところではありますが、部活動のフォローもしていただきました!(ほんまにありがとう)

練習後に彼らと話していて、「ウガンダ人は自分が悪いボールを投げても他人のせいにする。カバーには行かない」そういう文化やから指導には相当な忍耐強さが必要。という話をしていて、(いや君もウガンダ人やでと思いながらも)ほんまにその通りやなと。
第三者からみて、明らかな大暴投でも真顔で相手に文句言ってる部員達を見ていると文化って凄いなと。日本では怖い先輩に投げるときあんなにビクビクしてちょっとでもショーバン投げたら直ぐ帽子取って謝ってたのに。(笑)
文化に優劣はつけられませんが、我慢強く地道にやっていこうと思いました。






Anyway

センパ(南アでMLB主催のコーチングクリニック参加)
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ディックソン(U-20 Uganda National Team)
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カトー(日本への野球留学経験者)
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ありがとうございました。





次回以降、ウガンダという日本とは異なるアフリカの国でベースボールクリニックを行うための飛び込み営業手法、グローブ不足を解消する奇跡の新聞紙グラブなどについて書いていけたらなと思います。後者は本ブログ「赤土の青春〜第二章〜」協同ライターの1人、久住泰平が担当します。
これからもよろしくお願い致します。







明日のヒーロー、本日誕生。
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ウガンダ野球教室3日目

ジェバレコ、セボ。(お疲れ様です。)
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バットを持って♪と言うと八割の確率で逆手に持つウガンダ人にも慣れてきましたウガンダ在住26歳、前川哲成です。

本日は
朝から晩まで計3本の野球教室→勤務先の野球部の指導を終えめちゃくちゃ疲れているのになぜかとても幸せな気分でブログを書いています(果たして書ききれるか(汗))




さて、今日は野球教室3日目ということで
①Gamatui girls secondly school.
②Sipi secondly school.
③Sebei college tegeres secondly school.



の3校を訪問しました。昨日同様大盛況、何がおもろいねん?と聞きたくなるくらい笑顔に溢れた(しかも生徒より、先生達が(笑))一日になりました。



今日訪れたのは、ウガンダカプチョルワ県に属する「シピ」という地区に行ってまいりました。



シピは、ウガンダ1美しいと言われているシピ滝(私はそうは思わない(笑))、コーヒー豆栽培(スタバで一躍有名になりましたね)、ハチミツ等で有名な観光地です。
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まず朝イチで訪れたのは
①Gamatui giris secondly school.
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ここは、地域で唯一の女子校で雰囲気の良い学校です。


さて、学校に到着したものの事前に連絡をしていたゲームマスター(学校のスポーツ管理者)が学校にいない(ウガンダではよくある(笑))。



アフリカで活動する上でこれは想定の範囲内。
イライラしてもしょうがないので
とりあえず出して頂いたミルクティーを飲みながらコーチ陣としばし談笑。



約30分遅れで彼がやってきたので早速、野球教室開始!(生徒を集めるのは時間の都合上金曜日しかできなかったため先生向けの講義)


まずは座学を行います。
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はじめは2,3人しか先生が来なかったので、「アカン、この学校では野球はまらんかったな」と諦めかけてましたがゾロゾロと先生達がやってきて最終的にその時間帯に授業がない先生全員が講義に参加してくれました。ありがとうございます😁


しかし
終盤集中力が切れかけ、遊び始めるお茶目teacher
それにしても、すごいバランス力!!あっぱれ。
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講義のあとは実践⚾
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あらまぁ!なんとオシャレな野球女子👩⚾
笑顔が素敵👠
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草野球にいそうなセボ(男性)
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私かわいいでしょ?とマダム
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終わったあともみんな終始笑顔😁で、職員室で野球の話題が絶えませんでした(笑)
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ガマトゥイの皆様、ありがとうございました!!




〜お昼をはさみ〜

②Sipi secondly school.へ。
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この学校は月曜日に直接足を運んでアポをとったので割とスムーズに⚾教室スタート!


まずは座学‥


Ssempa コーチ自慢のiPadを用いて野球とは何なのかを学習📱
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彼は少年時代に日本人コーチの指導を受けた影響からか非常に日本人に近い感性をもっていて、一緒にいてとても心地よい(笑)が、自慢のiPadで俺の講義姿を撮れとこれでもかとせがんでくるのがたまにキズ‥


気持ちを切り替えて、運動場へ。


この学校の運動場はめちゃくちゃ広い!!東京ドーム2個分くらい。あれ?そんな広くないか😁


みてくださいこの、ピンキーなちびっこ達!
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軽く300人は越えていたと思います。みんな訳の分からない金属バットとボールとグラブの遊びに興味津々!!


彼らの【無限大の好奇心】って何歳になっても忘れたくないですよね👦👧

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改めまして
Sipi secondly school.の関係者様
ありがとうございました‼
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そんなこんなで、二校無事に終え、我が職場
③Sebei college tegeres.へ。


生徒たちには私がすでにベースボールを教授済だったので、先生に向けた野球教室を開催。がしかし、来たのは2名(泣)。大丈夫か我が職場!カプチョルワ県で唯一の国指定スポーツ推進校やのに。他校の熱意にボロ負けやないかい(泣)。とまあ悲しみつつも、来てくれた二人に感謝!!
しかし
哀しすぎて、写真を撮るのを忘れていました(笑)。



そして、落ち込んでいる暇もなく部活動へ。


360㌔離れた
首都"カンパラ"からきた"ウガンダ人野球コーチ"に緊張気味の部員たち。普段とは違いすぎる彼らの表情にニヤケが止まらないので、すかさずサングラス装着。
果たして
どんな指導をしてくれるのだろうと私は撮影役に徹して見守ることにしました。


すると




ウガンダ人コーチの厳しいこと厳しいこと(笑)

なんでそんな怖い顔で話す?なんですぐ硬球使おうとする?(いまうちの部活では安全上、軟球で指導しています)とまぁツッコミどころ満載ではあったものの、バッティングの基礎、キャッチボールの基礎をみっちり教えてくれてさすが日本人コーチの指導で育ったウガンダ人プレーヤーだなと終始感心していました😆
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偉大なる先輩方の功績をこの目で見た瞬間でした。




そんなこんなで本日は終了。



今日で帰るSsempaコーチ、お疲れ様でした!!
あなた無しでは今回の企画は成り立ちませんでした、ありがとう😁

明日から2日間は、残った2コーチと共に野球教室を開催した学校でフォローアップ研修を行います。





明日のヒーロー、本日誕生⚾
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ウガンダ野球教室開催⚾

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みなさんこんばんは!



この度、ウガンダ野球の面白さ、野球にアツいウガンダ人野球関係者、野球を愛して止まない在ウガンダ邦人、日本から離れたこの赤道直下ウガンダで繰り広げられている赤土の青春の1ページを少しでも紹介出来たらという想いでブログを始めました‼


ブログ初心者かつ「アフリカ×野球」というニッチな内容になりますが、本ブログに足をたくさんたくさん運んでいただき、一喜一憂していただければとおもっています、よろしくお願い致します😁
(セベイカレッジテグレスセカンダリースクール総監督、前川哲成)

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さて、改めまして2020年東京オリンピックをガチで目指す東アフリカ、ウガンダ共和国で学生たちに野球を教えている前川哲成です。



現在わたしはおもにウガンダのセカンダリースクール(日本でいう中高等学校)を中心に野球の普及活動、強化を行っています。





そして今週は「カプチョルワ」というウガンダ東部、ケニア国境に位置する区域で野球普及活動を行っています。



野球先進国である日本や米国に比べて、まだまだ野球人口の少ないウガンダ共和国。
これまで、カプチョルワ県で野球を行っている学校は私の配属先1校だけでした。




しかし!!!このたび、ウガンダ野球ソフトボール協会の猛烈でアツいご協力のもと、三名のウガンダ人コーチを派遣していただき、カプチョルワ県での野球教室開催にこぎつけることができました!ありがとうございます😁




月曜日から始まった野球教室、現在2日目ですがセカンダリースクール1校、プライマリースクール(日本でいう小学校)2校対象に野球教室を実施いたしました!

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生徒だけでなく、先生たちが熱心に話を聞いていち早く野球技術を吸収しようとしている姿にウガンダ野球の未来に対する希望を肌でひしひしと感じました!!
↓初めて見るグラブに興味津々の先生陣↓
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このウガンダの片田舎に野球人口が増えること自体、奇跡的であり未来のウガンダ代表がここカプチョルワから出るかもしれないと思うとワクワクが止まりません。



白球を追いかける彼らの笑顔はダイヤモンドよりも輝いていました☆


そんなこんなで2日目を無事に終え、
あしたは最近スターバックスで取り扱われたことで日本でも有名になった「珈琲と滝の街、シピ」周辺のセカンダリースクール2校で野球教室を行います。




明日のヒーロー、本日誕生⚾
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