UgandaBaseball2nd’s diary

〜UGANDA baseball〜赤土の青春

交流戦、地区大会を通じて。

 

こんにちは!

 

キシキカレッジ野球部監督、小野です!

 

先週末の出来事になってしまいますが、

セベイカレッジとの交流戦と、ナムトゥンバ県大会を、キシキカレッジのフィールドで行いました!

 

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セベイカレッジとは約3ヶ月半ぶりの試合。

前回のようにガチガチに緊張....などはなく、自分たちのプレーができたのではないかと思います。

 

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写真は我らが先発、ワンビ投手。

2試合とも出場し、トータル7回135球。しっかりと投げてくれました!

 

県大会、という名目のキシキカレッジ対デスティニーセカンダリースクール。

一発勝負の決勝戦。

 

とはいえ、デスティニーは2月下旬に野球を始め、週1ペースでの練習のみ。

もちろん、試合は今回が初めてという状況。結果としては、キシキカレッジのコールド勝ちとなってしまいましたが、両校が野球を続けて行く足がかりにはなったのではないかと思います。

 

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さて、選手達の目標は野球を通じた成長や、試合に向けたチーム力・個々人の能力の向上などがあるかと思います。

では監督の目標は

選手達の指導・育成はもちろんですが、学校や外部の人々とつながり、野球部を運営していくことも重要になります。

 

ウガンダでは野球はマイナースポーツ。

ましてやキシキカレッジでは知名度ゼロからのスタートでした。

 

自分たちが生徒と楽しみ、試合をコーディネートして、楽しかったね、頑張ったね。で終わるのもアリかもしれません。

 

が、

 

今回の生徒達の頑張り、そして自主的に練習をするようになった選手を見て、

「今後も野球を続けていってほしい」

という思いは一層強くなりました。

 

もちろんナムトゥンバに地区チームなんてありませんし、

隣県にもない。それほどに知名度は低い。

 

でも、近くの学校と試合までこぎつけました。

やる気のある選手達もいます。

 

あとは、それを支えてくれる地域、ともすれば学校のお力添えが欲しい。

 

まだまだキシキカレッジの先生を野球に引き込めてはいない。

「小野が指導しているから、野球部は機能している」

「放課後の時間をスポーツに使うなんてもったいない」

「生徒に威張れないのに(先生の面子が保てないのに)なぜやるのか」

 

多感な子供達とは違い、凝り固まった大人達を動かすのは難しい。

でも、少しずつでも、多少強引にでも、引き込みたい。

野球部を学校の一つの活動として成立させたい。

 

 

野球に熱心に打ち込む選手がいて、

技術も知識も足りない自分を助けてくれるヘッドコーチもいます。

 

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監督として、もしくはマネージャーに近いのかもしれないが、

この野球部を指導し、継続して行く環境を作り上げる。

 

ナショナルの大会に向け、新たに出発したキシキカレッジ野球部

 

この間の試合は

選手だけでなく、監督である自分自身も気持ちを新たに挑戦していくための再出発点となったと思います。

 

セベイカレッジの選手達、前川監督、

ウガンダ野球連盟のコーチ陣

そして久住ヘッドコーチ、ありがとうございました!

 

キシキカレッジ、デスティニーの選手達、とりあえずお疲れ様!

 

そしてまた、選手と共に頑張っていきます!

 

KBC監督 小野